箱根ネットワーク

箱根駅伝大好きおっさんのつぶやき

伊達秀晃

伊達秀晃選手について語っていきます。

1985年4月11日生まれの四天王(上野、伊達、松岡、北村)世代。 大牟田東海大学中国電力を経て引退。大学時代は駅伝にめっぽう強く世界に通用するマラソンランナーになると思ったんだけどなぁ〜。四天王の中でも1番早く引退し、今は陸上とは関係してない模様で残念。

 

戦績を振り返っていきます。

●自己ベスト

5000m 13:37(21歳)

10000m 28:21(21歳)

ハーフ 1:02:08(19歳)

マラソン 

大学時代に記録したタイムが自己ベストとなりました。まだまだ余力があって上積み出来そうだったのに。。とにかくマラソンに挑戦して欲しかった。

●高校時代

強豪の大牟田高校に入学し、頭角を現してきたのは高校3年の時。四天王の仲間入りとなる5000m13分代の記録を出し、駅伝でも主要区間で良い成績を残してくれました。世代4番手の位置付けでしたが、重心が高くきれいなフォームで当時から伸び代は1番だと言われてました。

●大学時代

4年間トラック、ロードで大活躍で出雲駅伝優勝にも貢献してくれましたね。特に日体ファンの私にとったら伊達、佐藤のWエースは別格の強さで憎たらしかった(笑)。1年の時の箱根駅伝2区では一人旅だったのにもかかわらず1時間8分そこそこの記録で一般の人からも注目される様になります。瀬古さんがマラソンで通用すると熱く解説していたのが印象に残りましたね。日本選手権にも出場し、トラックが得意とは言えない中で、10000m3位と日本のトップ選手に登りつめました。唯一の失敗は、大学3年時の箱根5区。風邪を引いていたみたいでしょうがないですが、優勝のチャンスがあっただけに本当に悔しそうでした。まぁでも、四天王の中でも序列が1番手の格付けになった大学時代だったと思います。

●実業団時代

世界に通用するマラソンランナーを多数輩出している中国電力に入社しました。オリンピック出場となった先輩の佐藤選手の練習パートナーを務める等、着々とマラソン出場に向けた下地を付けていると思ったのですが。。一度もマラソンに出場すること無く27歳の若さで四天王の中で最初にひっそりと引退したみたいです。中国電力と伊達選手は合うと思っていたんだけどなぁ。。怪我が致命的だったのか学生時代の輝きを実業団で見せることが出来ませんでしたね。マラソンにもエントリーはしていたのですが、一度も出場出来なかったのは、残念でしょうがないです。